• 住所〒507-0901 多治見市笠原町字権現2200-162

専門外来

のむら・笠原クリニックでは外科専門医、消化器専門医が様々な専門外来を設けております。


① 胸やけ外来

② 肛門外来

③ ピロリ菌外来

④ お腹のヘルニア外来

⑤ 緩和ケア外来(完全予約制)

胸やけ外来



「胸の真ん中あたりがチリチリと焼けつくように感じる」
「酸っぱい水が上がってくるような感じがする」
「胸がムカムカする」
といった症状がある方の受診をお勧めします。
その原因は主に逆流性食道炎という病気で生じます。

胸やけの原因は?

主に胃酸の逆流によって生じる

① 胃と食道のつなぎめの緩み
② 食道の内圧低下
③ 胃酸の分泌過多
④ 胃の動きの低下
⑤ 胃の内圧上昇
⑥ 唾液の分泌低下

などの色々な状態が合わさって起こります。

検査

  • 問診
    胸やけの具体的な症状、タイミング(食前、食後、朝起きた時など)や、持続時間、食生活や生活習慣などを確認します。
  • 胃カメラ
    直接食道粘膜をみて、逆流性食道炎の程度や他(がんを含め)の原因疾患がないかを確認します。

逆流性食道炎の内視鏡所見



治療

  • 胃酸の分泌過多を抑える制酸剤
  • 胃の動きを改善し胃酸の流れをよくする薬
  • 食道粘膜の知覚過敏を抑える漢方薬

生活習慣作り

  • 食事内容の見直し(アルコール、高カフェイン、香辛料、高たんぱく、高脂肪の過剰摂取は控える)
  • 禁煙
  • 腹8分目、つまり食べ過ぎない
  • 食後すぐに横にならない、寝る前は食べない
  • ベルトなどでお腹を締めすぎない

「脱・内服」「脱・胸やけ」をともに目指しましょう。

肛門外来

この外来は排便にかかわる症状をお持ちの患者さんを対象にしています。

  • 排便時などに肛門の痛みや出血、違和感などがある
  • 健康診断で便に血液(潜血)が混じっているといわれた
  • 便秘がつらい、または完全に排便ができない
  • 大腸癌が心配

痔とは

肛門の病気「痔」は、成人の3人に1人が痔持ち(痔主!)といわれるほど多い病気です。しかし「おしりを他人に見せるのは恥ずかしい!」という羞恥心から、病院で治療せず、市販の塗り薬を使用して症状を抑えるだけにして、何年も悩み苦しんでいる人が多いようです。

来院・診察の不安を解消!

どんな診察をされるのか、お尻をどんな風に見せるのか心配」 そんな不安を解消するため、当院の診察の流れについてご説明いたします。

来院時の不安

当院は、一般的な内科・外科の治療も行っておりますので、「患者さん=痔」という印象をもたれることはありません。 来院の際、症状は問診票にご記入いただきますので、受付で「お尻が痛くて」「痔みたいなんですが」とご説明いただかなくても大丈夫です。

診察時の不安

1.問診

いきなり「ベッドに横になってお尻を出して!」ということはありません。まずは最初に問診を行います。これだけで80%診断できます。

  • 痛みいつから痛み、どのような痛みか(排便時に痛い、痛くて座れない!)
  • 出血排便時に出血しますか?出血は紙に血が付く程度~便器が真っ赤になるまで?
  • 便通便秘? 下痢?
    • 診察室と待合室は壁・ドアで仕切られておりますので、相談内容が筒抜けになってしまう心配もありませんので、安心してお話ください。

      2.診察

      診察台の上で、下図のような姿勢をとります。「恥ずかしい!」と思われるような体位ではありません。ご安心ください。 体位をとってもらう時はカーテンで診察台を囲い、看護師さんが中に入ってお手伝いします。

      ① 肛門指診:ゼリーをつけた指を肛門に入れて、痛みの場所、出血の有無を確認します。
      ② 肛門鏡:肛門鏡という手のひらにのるような小さな円筒状の器具を肛門内に挿入して、痔核の場所、大きさ、
      出血の場所を直接観察します。診察時間は30秒程度です。

      3.ご説明

      診察後に、医師から病気についての説明をいたします。 ほとんどの痔の場合、排便習慣の改善を主として坐薬や軟膏(なんこう)で、症状は改善します。
      痔核の場合、手術を必要とするのは全体の1割以下です。
      恥ずかしがらずに、受診を!! お尻の病気で受診することをためらう患者さんはとても多いと思います。 しかし、実際に痔であっても症状が軽いうちであれば、手術をしなくても薬でほとんどの症状は改善されますし、手術が必要な場合でも、受診が早ければ簡易なもので済むことが多いのです。 また、痔だと思っていたら大腸がん(直腸がん)だったという患者さんをたくさん見てきました。「痛い・血が出る=痔」とは言い切れないのです。自己判断せずに、医師の診察を受けるのが安心です。

      4. 治療法について

      • 脱肛の程度で治療法を判断

      もちろん保存的治療で済む場合や、反対に手術が必要と判断されるケースもあります。どの治療法を行うかは、内痔核が肛門の外に脱出する(脱肛と言います)程度によって決めます。脱肛の程度はGoligher分類と呼ばれ、以下の様に4段階に分かれ、このGoligher分類別にそれぞれ推奨される治療法があります。

      (赤マーキングは当院にて治療可能です)

      Ⅰ度 脱肛はしていない
      【症状】出血や痛み、違和感が主症状です。出血の程度は、トイレットペーパーにつく程度です。
      【治療】塗り薬・注入軟膏、座薬、内服薬

      Ⅱ度 排便日時に脱肛するが、自然に戻る
      【症状】おしりから何か飛び出てきた!痛みが出てくる。残便感がある。
      【治療】ジオン注射を用いた硬化療法、輪ゴム結紮治療

      Ⅲ度 排便時に脱肛し、手で押し込まないと戻らない
      【症状】指で押し込まないと戻らない状態です。運動をしたり、重いものを持ったり、おなかに力を入れたはずみで脱肛することもあります。
      【治療】ジオン注射を用いた硬化療法、結紮切除法、左記の2つを組み合わせた併用療法、肛門形成術

      Ⅳ度 排便時以外にも脱肛している
      【症状】いつも外に出たままで、戻らない!下着が汚れたり、肛門のまわりがかぶれてかゆみを起こしたりします。重症度としては最終段階です。
      【治療】手術単独(結紮切除法、肛門形成術など)

      手術単独になっても安心!万全の体制青マーキングは他院へ紹介させて頂きます
      診察の結果、脱肛の程度と特徴から手術単独よる治療となる場合があります。その際は、連携病院へ紹介させて頂きますので宜しくお願いします。

      ピロリ菌治療

      <ピロリ菌治療の適応>

      まず胃カメラを行います。

      以下の診断を受けた方は保険診療でのピロリ菌の検査・治療が適応になります。

      • 胃・十二指腸潰瘍
      • 慢性胃炎
      • 胃MALTリンパ腫
      • 早期胃がんの内視鏡治療後
      • 特発性血小板減少症

      <検査>(感染の有無の判定)
      1. 内視鏡による検査

      内視鏡検査時に胃の粘膜を少し採取して、培養、ウレアーゼ 試験、鏡検などでピロリ菌の有無を調べる方法です。

      2. 抗体検査(血液検査)

      ピロリ菌に対する抗体を測定する方法です。過去の感染でも陽性になります。

      3. 尿素呼気試験

      最も精度の高い検査法です。所要時間は20分ほどで息を吐くだけでできる簡便な検査です。除菌後の判定にも用いられます。

      4. 抗原検査(糞便検査)

      便にピロリ菌抗原を調べる方法です。感度・特異度に優れた精度の高い検査法です。

      <除菌治療>(1週間、お薬を内服するだけです)

      ピロリ菌を除菌するには抗生物質2種類、胃酸分泌抑制薬1種類の合計3種類の薬を、1週間内服します。これを1次除菌といいます。除菌が失敗に終わった場合は、抗生物質の種類を変えてさらに1週間内服します(2次除菌)。2次除菌まで行った場合の除菌成功率は約97%です。 ピロリ菌が消えたかどうか(ピロリ菌除菌成功の可否)は、内服終了2か月(8週間)後以降に、尿素呼気試験または検便により判定します。

      • 除菌治療による副作用は?

      除菌治療の主な副作用として、軟便・下痢・味覚障害などが報告されています。ほとんどは軽微なもので除菌薬服用終了後に改善します。症状が改善しない場合は医師にご相談ください。 ピロリ菌を除菌したあとに胃もたれや胃酸の逆流症状が起きることがたまにあります。これはピロリ菌を除菌することによって胃の働きが改善し、胃酸の分泌が亢進することによって起きると考えられています。ほとんどの場合、症状は軽く治療が必要になることは少ないです。

      • ピロリ菌除菌後

      ピロリ菌を除菌することにより胃がんになる危険性が約1/3に減少すると言われていますが、除菌が成功した後も、ピロリ菌感染により引き起こされてしまった胃粘膜の萎縮(慢性萎縮性胃炎)は完全には元には戻らないため、胃がんになる危険性が少し残ってしまいます。
      必ず定期的に胃の検査(胃カメラ検査が望ましい)を受けていくことが大切です。

      お腹のヘルニア外来

      そけいヘルニアについて

      そけいヘルニア(脱腸)は「子供の病気」と思われがちですが、むしろ、太ももの付け根(そけい部)の筋膜が弱くなる中高年層に多い病気です。小児のそけいヘルニアは自然に治るケースもありますが、成人のそけいヘルニアは自然に治ることはなく、治療には手術が必要です。 これまでのそけいヘルニア手術は、弱くなった組織を縫い合わせる方法が主流で再発や痛みが多いことが問題でした。しかし最近では、人工補強材を使用した、痛みも少なく短期入院で済む新しい手術方法が普及してきています。 もしそけいヘルニアでお悩みの方がおられましたら、一度外科を受診されることをお薦めします。

      そけいヘルニア(脱腸)とは

      ヘルニアとは、タイヤの弱くなった部分から内部のチューブが突き出ているのに似ています。 「そけいヘルニア(脱腸)」とは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、そけい部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる下腹部の病気です。

      そけいヘルニアの症状

      初期のころは、立った時やお腹に力を入れた時にそけい部に柔らかい腫れができますが、ふつうは指で押さえると引っ込みます。次第に小腸などの臓器が出てくるので不快感や痛みを伴ってきます。腫れが急に硬くなったり押さえても引っ込まなくなることがあり、お腹が痛くなったり吐いたりします。これをヘルニアのカントン(嵌頓)といい、急いで手術をしなければ、命にかかわることになります。

      そけいヘルニアになりやすい人

      • 加齢40歳以上の男性
      • 日常生活咳をよくする人、妊娠している人、過激な運動をする人など
      • 職業お腹に力がかかる仕事、立ち仕事に従事する人など
      • 病気など便秘症、肥満、喘息、慢性肺疾患など

      緩和ケア外来



      緩和ケア外来では、外来診療を通じて、がんになってから現れる、痛みや息苦しさなどの身体症状の緩和だけではなく、自分らしく過ごせるように、ご本人とともにご家族の、こころや生活上のつらさをケアしていきます。

      緩和ケアとは 「治療法がなくなった」時の医療ではありません。

      発病早期から「痛み」だけでなく「つらさ」に対してのケアを行い、患者さんが自分らしく暮らせるお手伝いをする医療です。

      治療を受けている病院はそのままで

      普段のかかりつけの先生がいらっしゃる場合は協力して診療にあたります。

      地域の各部門や専門職と連携し、療養場所に関わらず、がんの診断時から切れ目のない緩和ケアを提供できる体制を整備し、がん患者さんとご家族が安心して暮らせる地域づくりに努めています。

      • 抗がん剤治療中だけど痛みなどの症状がつらく困っている。
      • もし治療が難しくなってもできるだけ自宅で過ごしたい。
      • 緩和ケア外来を受けながら、通院が難しくなったら在宅医療を考えたい。
      • これからのことをどう考えたらよいのか分からない。とても不安、いろいろと相談したい。

      など、当てはまるものがありましたら、ご相談ください。 医師がお話をうかがい、より良い方法を一緒に考えていきます。 がん治療を継続しながら同時進行で受けることもできますのでご安心ください。
      原則、がん患者さんを対象とします。緩和ケア外来は予約制です。

      診察内容

      • がんによる症状(痛みや吐き気、息苦しさ、だるさ等)の緩和
      • 患者さん、ご家族のこころや生活上のつらさへのケア
      • 外来通院が困難になってきた場合に備えての、在宅医療に関する情報提供、相談
      • 緩和ケアやホスピスに関する情報提供
      • 自宅で過ごす上で利用できるサービスや助成制度等の情報提供

      普段のかかりつけの先生がいらっしゃる場合は、協力して診療にあたります。

      受診の方法

      おひとりおひとりに十分な診療時間で対応させて頂きたいため、完全予約制です。
      事前にお電話で予約をお願いします。

      料金について

      緩和ケア外来は保険診療です。一般の病院や診療所を受診される時と変わりありません。


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